【10月19日(土) 準決勝 vs鹿児島】
川内 73（16-14，19-15，18-8，20-9）46 鹿児島
【10月20日(日) 決勝 vs鹿児島工業】
川内 71（16-14，26-22，12-25，17-3）64 鹿児島工業
〇決勝戦評〇
決勝は，四県予選とインターハイ予選で死闘を繰り広げた鹿児島工業との，今シーズン最終決戦となりました。
前日の準決勝，鹿児島戦ではなかなか自分たちの思い通りにプレーができず，後半に点差は開いたものの課題が残る試合となりました。
その前日の不安を吹き飛ばすように，集中した10分間となった1Q。＃22新村が3Pとダブルクラッチでチームに勢いを与え，＃30森のアシストから＃13大山のバスケットカウントで，ベンチや応援席も一体となり，16対14で1Q終了。
続く2Qは，お互い点の取り合いになりました。＃8森永，＃24鮫島，＃13大山を中心に，中外バランスよく得点を重ねますが，鹿児島工業も負けじと決め返し，42対36の6点リードで前半終了。
迎えた後半。3Qは鹿児島工業が主導権を握る，我慢の時間となりました。残り5分から5本の3Pを相手に決められ，同点から一気に逆転を許し，54対61の7点ビハインドで3Q終了。
勝負の最終4Q。立ち上がりからお互いノーゴールの時間が続きましたが，残り6分30秒からディフェンスをゾーンに変え，ボールへのプレッシャーを与えながら流れを引き寄せます。そして，ずっと冷静にゲームをコントロールしてきた＃8森永と，1年生の＃58小柳の連続3Pで同点。逆転してからもディフェンスの強度を保ちながらリバウンドまで集中し，エース＃24鮫島がドライブを決め，勝利を大きく手繰り寄せます。71対64で試合終了。終わってみれば4Qは相手を僅か3点に抑え，大逆転で全国への切符を手にしました。
